世の中にある、どんなに優れた競馬予想サービスや、競馬専門紙、スポーツ新聞でも、年間を通じて必ず成績に好不調の波があります。しかし、それは人が予想している以上、仕方のないことであり、常にコンスタントに良い成績を収めることは不可能だと断言してもほぼ間違いありません。

そして、このことは競馬予想を楽しまれている方であれば、ご自身の予想の好不調の波を含めてよくご理解されていると思います。つまり、自分自身で予想するにせよ、他の予想サービスを参考にするにせよ、１つの予想方法に絞ると、年間通じて必ず大きな不調時期を何度も経験し、次の好調時期まで資金や精神面が続かず、挫折するリスクが伴ってしまうのです。

競馬予想家、競馬専門紙、スポーツ新聞、競馬予想サービスなどが競馬予想をする際は、あらゆる手段を使って情報やデータを収集し、調教をチェックし、レース展開のシミュレーションを繰り返し、考えに考え抜いて「渾身の◎」を打ちます。「この馬が、このレースの軸馬である」という絶対的な主張であり、ビジネス面で言えば強烈なPRが「◎」なのです。

さらに、競馬の「顔」とも言えるメインレースにおける「◎」は一段とその重要性が増し、予想提供する者、予想提供する会社のビジネス生命に直結すると言っても過言ではありません。

では、年間プラス収支を実現しているような「ハイレベルな◎」だけを集めて、最大公約数的に◎比率の高い馬を数値順に比較できたらどうでしょうか？前述した通り、１つの予想に絞ると好不調の波に巻き込まれるリスクがありますが、ハイレベルな◎を集めて最大公約数的に活用すると、見事なまでに好不調の波がゆるやかになります。

それは言い換えると、的中率が格段に上がり、不的中の時期を回避するというリスク分散まで兼ねてくれるのです。